次回航演情報
劇団 海賊ハイジャック 第九回本航演
『肖像の残滓 〜Suicide Corporation〜』

航演情報
2009年11/11(水)〜11/15(日)@ザムザ阿佐谷
脚本・演出:宇野 正玖
キャスト:川添 美和/片山 敦郎/蓑輪 優花/渡辺 一人ほか
あらすじ
彼女が通されたマンションの一室にはモノがひとつとしてなく、
ただ一枚、薄汚れた壁に飾られた肖像画のみが、彼女の視界を掌握していた。
いつのまにか彼女の背後に佇んでいた男は視線を合わせるとすぐ、
混濁した流水のように言葉を並べる。
弁舌に冨み、軽妙洒脱に韻律を刻む男の口調は、たちまち彼女を虜にした。
「たとえば僕が君の書き記した手帳に触れるならば、君の身に起こったあらゆる
事象が僕の脳内に留められることになる。それはあらゆる英知。ほとばしる激情。
過ぎ去った追憶でさえも。僕は…、人の記憶のすべてを知ることが出来る。」
彼女は男の激情を解き放つために、そのそばに立つ。
あらゆるモノを考察し、創作しつくしたレオナルド・ダ・ヴィンチに対して、
その知ではなく彼の感受性に思いを馳せる。
その数多の作品に対して、どれほどの激情を残してきたか。
また、彼がこの世を去るとき、果たしてその激情を出し尽くす事ができただろうか。
現代のダ・ヴィンチたちに捧ぐ。
いまわの際の激情、塵一つ残さず解放せん。
モデル:川添 美和 衣裳:Judy 小道具:申 理華 フライヤーデザイン・撮影:黒田哲平


